
6尺棺桶 桐製 完成品
棺桶を選ぶ
葬儀に使用する棺桶を故人が生前に決めている場合もありますが、多くの場合はご遺族が決定します。 宗教や宗派、地域などによって望ましい棺の種類が変わってきます。 棺を決める前に懇意にしている宗教関係者の方や葬儀業者と相談することをおすすめします。
棺のサイズ選び
棺を選ぶ際には、まずは棺のサイズから決めましょう。 サイズによっては、棺のデザインや形状の選択肢が狭まる場合があります。 棺桶では縦のサイズが6尺、6.25尺、6.5尺です。 サイズが決まったら、選べる棺の中から「価格・材質・形状」などを総合的に判断して棺を決定します。 棺のサイズ選びのポイントは2つです。
①ご遺体が入る
→お亡くなりになると死後硬直がはじまりまり、足(特にふくらはぎ)が硬直することにり、 つま先が伸びて背伸び身長よりも大きくなります。
そのため、棺は身長よりも10~15㎝大きいもの選ぶとよいでしょう。
⓶火葬場(火葬炉)に入る
→日本の火葬場の場合は、180cmを標準規格としているところが大半を占めています。
最近では、標準炉の他に大型炉や改装用の小型炉など、用途に合わせて設置している火葬場も増えています。
例えば、東京都港区、品川区、目黒区、世田谷区、大田区の5区が共同で設置、運営する臨海斎場では、
火葬できる棺の大きさは、通常炉では、高さ48㎝、幅56㎝、長さ195㎝。
また、大型炉では高さ60㎝、幅66㎝、長さ225㎝までとされています。
横浜市北部斎場では、通常炉では、高さ50㎝、幅65㎝、長さ215㎝。
また、大型炉では高さ60㎝、幅70㎝、長さ245㎝までとなっています。
実は横幅にもサイズがあり
[サイズ小]:顔窓が極小で横幅も細め。長さは180㎝(6尺)。ふくよかな方だと合掌を組むことが出来ないこともある。利点は安価であること。
[サイズ中]:一般的に取り扱われるタイプ。無駄がなくシンプルな棺桶。横幅も「サイズ小」に比べてゆったりめで長さは180㎝(6尺)。 顔窓のタイプは正方形型(首元までしか見えない)であったり、長方形型(胸元まで見える)であることがある。
葬儀全体の雰囲気で選ぶ
棺の模様やデザインを選ぶ場合には、葬儀の祭壇や葬儀場の雰囲気も重要です。 特に花祭壇などを利用する場合は、棺の色やデザインもそれに合わせて選びます。→桐は天皇家の御紋にもなっています。 そのルーツとして鳳凰は桐にしかとまることはなく、聖なる植物として扱われ、 「高貴な人間しか使うことはできない」とされたことにより現在でも高貴なイメージのある素材として扱われています。 真っ直ぐな材が取りやすく、比較的軽く、木肌が明るい白色で細工がしやすいという性質のある桐の木は、 古くから棺桶の材質として重宝されてきました。また火葬における燃えやすさの観点からも好まれている素材の一つです。
棺桶 桐平棺 普通窓
メーカー: 瀧澤
サイズ: 6尺(長さ1810mm×横幅530mm×高さ400mm 窓上下サイズ:365mm)
価格: 14,080円(税込み)
付属品: 掛け布団、敷布団、枕
桐のお棺
メーカー:園〜SONO〜
サイズ: 6尺(長さ1800mm×横幅 530mm×高さ 410mm)Mサイズ
価格: 17,500円(税別)
付属品: 布団・枕付き
一般的な桐の棺桶です。ふたをのせて閉じ、ずれないように内側にストッパーが付いています。
※送料無料。沖縄のみ1,500円。
桐平棺
メーカー:モミジアンドカンパニー
サイズ: 6尺(長さ 約1830mm×横幅 約530mm×高さ 約400mm)
Mサイズ
価格: 22,000円
付属品: 敷き布団・掛け布団・枕は無料で含まれます。
従来からよく目にする、材質に桐素材を使ったシンプルなお棺です。
※送料1台 3,000円(北海道・沖縄・離島12,000円)

桐棺 桐八分
メーカー:本郷金子商店
サイズ: 6尺
価格: 75,600円
中国製 または 日本製

本郷金子商店: http://www.honkane.com/hitsugi1.htm
まとめ
棺桶は葬儀に欠かせないものであり、火葬してもらうためにも納棺は必須です。 棺には材質・形状・装飾によって多くの種類があり、費用も数万円程度から数百万円以上と幅があります。 そういった中から満足する棺を選ぶことは至難であり迷ってしまう方も多いでしょう。 ご家族が亡くなられた際に冷静でいることは難しく、多くの選択肢の中から選ぶのは大変です。 また、宗教・宗派・地域などによって使用される棺の種類が異なるため、事前に確認しておきましょう。 棺は故人が最後に休まれる場所です。
故人を心穏やかに送り出すためにも、どういった棺を選ぶのか、どの程度の価格のものにするのかなどを、 あらかじめ決めておくことをおすすめします。